夏になると毎年気になるのが、川越の夏の風物詩「川越百万灯夏まつり」。提灯の温かな光が蔵造りの街並みを染め上げる幻想的な光景は、大人はもちろん、子どもにとっても一生の思い出になる体験です。
でも…「子連れで行けるの?」「小さい子がいても大丈夫?」「混みすぎて大変じゃない?」という心配、ありますよね。
実は私も4歳・5歳の娘たちを連れて参戦してきました。楽しかったこと、大変だったこと、「これを知っておけばよかった!」という情報、全部まとめてお伝えします。これを読めば、子連れでも安心して楽しめるはずです。
川越百万灯夏まつりってどんなお祭り?

歴史はなんと170年以上!感動的な起源があります
川越百万灯夏まつりの始まりは、江戸時代末期の嘉永3年(1850年)。
川越藩主・松平大和守斉典が亡くなった翌年の新盆に、家臣の娘・魚子(ななこ)さんが受けた恩に報いるため、自ら切子灯籠を作って玄関に掲げたことがきっかけです。
その純粋な感謝の気持ちが人々の心に響き、町全体が提灯で彩られる祭りへと発展していきました。
明治期や戦時期に中断を経ながらも、昭和35年に復興。現在の「川越百万灯夏まつり」として生まれ変わったのは昭和57年のことです。
子どもにこのエピソードを話してあげると、ただの「お祭り」が「誰かへの感謝を届けるための灯り」に変わる。
そんな深みのあるお祭りなんです。
2026年の開催概要
第45回 川越百万灯夏まつり
開催日 2026年7月25日(土)・26日(日)
時間 16:00〜21:00
場所 本川越駅前〜札の辻交差点・周辺商店街
荒天時 中止(順延なし)
今年は2日間開催に戻ったので、どちらかの日程を選んで行くことができます。
子連れで楽しめるポイント5選

① 子どもが描いた「夢灯ろう」を探す宝探しゲーム
お祭りを特別にするのが「夢灯ろう」プロジェクト。川越市内の幼稚園・保育園など10か所の子どもたちが自分でデザインした灯籠が、蔵造りの街並みや昭和の街の沿道に飾られています。
「かき氷を描いたよ」「ひまわり!」…小さな子どもらしい絵が光の中に浮かび上がる様子は、見ているだけで胸がじんわりします。「この灯ろう、誰が描いたのかな?」と子どもと一緒に探しながら歩くだけで、立派な夜のお散歩イベントになります。
② クレアパークはファミリーの聖地!11時から楽しめる
本川越駅からすぐの「クレアモール」内にある「クレアパーク」は、子連れファミリーにとってのベースキャンプ的存在です。
なんと午前11時から21時まで、子ども向けのアトラクションが充実しているので、夕方の混雑ピークを避けて早めに楽しめるのが大きなメリット。
射的・わなげ・ヨーヨー釣りなどの定番縁日がそろっていて、小さい子でも遊びやすいものばかり。また、キッズダンスステージでは地域のスタジオに通う子どもたちの発表が見られて、なんだか親目線で応援したくなります。
キッズダンスステージ タイムスケジュール(過去実績)
17:00〜17:30 着物ダンサーズ
17:35〜18:15 スタジオBright Dance Crew
18:20〜18:50 Dance&Yoga Studio Sunny Piece
19:00〜19:30 ベリー工房(ベリーダンス)
19:30〜20:00 大門大とバーバラ亜紀
③ みこしパレードは子どもの目がキラキラする!
夕方17時ごろから、連雀町・仲町・一番街付近でみこしパレードがスタートします。神輿とお囃子屋台が一緒に町を練り歩く迫力は、子どもの五感に刺激たっぷり。
太鼓の音、掛け声、揺れる神輿…間近で見るとかなりの迫力なので、小さい子は少し怖がるかもしれません。でも「すごいねー!」と一緒に声を出して見ていると、あっという間にお気に入りシーンになります。
④ お出店でのお買い物体験が子どもの成長イベントに
縁日の出店でお金を渡して、自分で買い物をする体験は子どもにとって大きな「できた!」体験。
娘たちも4〜5歳のころ、自分のお財布を持って出店でお金を払いました。
ちなみに、娘がお会計の後にお財布をそのまま置いて行ってしまうハプニングが…!😂
でも、あらかじめお財布に私の名前と携帯番号を書いたシールを貼っておいたので、拾ってくれた方から連絡をいただいて無事に手元に戻ってきました。
子連れあるある対策として、お財布には必ず連絡先を!
ついでに言うと、お財布の中身は「使っていい分だけ」にしておくと安心です。

お祭りに限らず、子連れでお出かけにはまさかがつきものですね!
⑤ お囃子の迫力と花火のような光の演出に大人も感動
蔵造りの街並みにぶら下がる提灯の灯りと、お囃子の音色が混ざり合う瞬間は、大人でもぐっと来るものがあります。
子どもを連れて行くと「写真を撮る余裕がない!」なんて声もよく聞くのですが、それはそれで、目に焼き付けておく特別な記憶になりますよ。
子連れで行くときの注意ポイント5つ
① ピークタイムは18:30〜20:00!混雑覚悟で
お祭りが最も盛り上がる時間帯は18:30〜20:00。
特に「本川越駅〜札の辻」の中央通りは人が密集して、ベビーカーや小さい子連れにはかなりきつい状況になります。
混雑を避けるなら、16時台に到着してクレアパークから楽しむのがおすすめ。
少し早めに動いておくことで、焦らずゆったり楽しめます。
② 靴は「履き慣れたスニーカー」を絶対に!
これは実体験からの強い教訓です。
娘が「かわいいから」と普段あまり履かないスニーカーで行ったところ、途中から靴擦れに…。
21時まで歩き続けるお祭りで靴擦れは本当につらいので、当日の靴選びは慎重に。
✅ 履き慣れたスニーカーで行くこと
✅ 念のためバンドエイドを持参するとGOOD
③ 暑さ対策は必須!熱中症に気をつけて
7月末の夕方〜夜は、思っている以上に暑いです。
日が落ちても人混みで気温は下がりにくく、特に小さな子どもは体温調節が苦手なので注意が必要。
✅ 飲み物は多めに持参(または現地で調達)
✅ うちわや携帯扇風機があると快適
✅ 首を冷やす保冷グッズも効果的
④ 電車は混む!車での来場は計画的に
公共交通機関の利用が推奨されていますが、最寄りの本川越駅は行き帰りともにかなり混みます。
私が実際にやってみてよかったのは、東武東上線の「川越市駅」まで車で行き、そこから歩く方法。
クレアモール周辺の混雑を避けられますし、少し遠い分だけ人の流れがゆるやか。
帰りも比較的スムーズでした。
ただし、16:00〜21:00は歩行者天国となり交通規制がかかります。
専用駐車場もないため、早めに駐車場を確保するか、公共交通機関とうまく組み合わせるのがおすすめです。
なお、本川越駅方面からメインストリートに向かう際は、川越西郵便局の左手の裏道がエスケープルートとして使えるので覚えておくと便利です。
⑤ 子どものお財布には必ず連絡先を
先ほどのエピソードでも触れましたが、子どもがお金を持ち歩く場合は財布に名前と電話番号のシールを貼っておくことを強くおすすめします。
混雑したお祭り会場では何が起きるか分からない。
でも連絡先さえ書いてあれば、拾ってくれた人が助けてくれる場合もあります。
トイレ・授乳・おむつ替え場所まとめ
子連れで一番気になるのが「トイレどこ?」「おむつ替えできる場所は?」ですよね。事前に把握しておけばかなり安心できます。
◆ 赤ちゃんの駅・商業施設の授乳・おむつ替え施設
| 施設名 | 場所 | 授乳室 | おむつ台 | 特記事項 |
| 丸広百貨店川越店 | クレアモール沿い | 6階ベビー休憩室 | ○ | ミルク用給湯設備・紙おむつ自販機あり |
| アトレマルヒロ川越 | 川越駅東口隣接 | 5階ベビー休憩室 | ○ | 調乳用給湯器・簡易おむつ自販機あり |
| 川越まつり会館 | 元町2丁目(札の辻近く) | 2階個室(1部屋) | 1・2階多目的トイレ(2台) | 有料施設だがスタッフに申し出ればOK。広々個室で絶賛の声も |
| 川越市産業観光館(小江戸蔵里) | 新富町1丁目 | 1階多目的スペース | 1階多目的トイレ内 | 会場の中間地点。休憩・お土産にも◎ |
| クラッセ川越 | 脇田町(川越駅近く) | 5階授乳室 | 各階多目的トイレ内 | 静かで落ち着ける。混雑時の避難にも |
川越まつり会館は有料施設ですが、授乳やおむつ替えの旨をスタッフに伝えると2階へ案内してもらえます。
空調完備でベビーカーごと入れる広々した個室があり、ゆっくり休めると評判です。
会場の北寄りにあるので、動線の後半に活用するのがおすすめ。
◆ 公衆トイレのおむつ台マップ
会場動線上にある主なトイレをピックアップしました。
場所 | おむつ台 | 利用時間 | メモ |
| 連雀町交差点トイレ | ベビー用1台 | 24時間 | 交差点角でアクセス◎、着替え台あり |
| 蓮馨寺 境内トイレ | おむつ台1台 | 24時間 | 女性用にベビーチェア2台・着替え台あり |
| 松江町ポケットパークトイレ | ベビー用・子供用各1台 | 24時間 | 子ども向け設備が最も充実 |
| 元町休憩所トイレ | ベビー用1台・大人用1台 | 夏期18:30まで(延長あり) | 会場北エリア |
| 川越まつり会館 駐車場内トイレ | ベビー用1台・おむつ台1台 | 夏期18:30まで(延長あり) | オストメイト対応あり |
特に連雀町交差点トイレ・蓮馨寺・松江町ポケットパークは24時間使えるので、夜間も安心です。
子連れおすすめ動線プラン
【夕方スタートプラン】混雑を避けて楽しむ黄金ルート
15:30川越市駅に車で到着駐車場確保16:00クレアモール縁日アトラクションでウォームアップ16:05打ち水風情(オープニングセレモニー)を見学16:30蓮馨寺周辺へサッカー体験(COEDO KAWAGOE F.C.)など17:00みこしパレードスタート!連雀町〜仲町で見学17:30夢灯ろうを探しながら蔵造りの街並みをお散歩18:30混雑ピーク前に食事・お土産エリアへ19:00クレアパークのキッズダンスステージ鑑賞19:30お囃子競演や光の演出を楽しみながら帰路へ
ポイントは18:30〜20:00の混雑ピーク前にメインストリートを離れること。食事タイムをうまく使って人波をやり過ごすのが子連れ攻略の鍵です。
持ち物チェックリスト
子連れでお祭りに行く前に確認しておきたいもの、まとめました!
基本の持ち物
- [ ] 飲み物(多めに)
- [ ] うちわ・携帯扇風機
- [ ] 首を冷やす保冷グッズ
- [ ] 日焼け止め
- [ ] バンドエイド(靴擦れ対策!)
子ども用
- [ ] 履き慣れたスニーカー(前日に確認)
- [ ] お財布(名前・電話番号のシール必須!)
- [ ] お財布に入れる金額は「使っていいぶんだけ」
赤ちゃん・未就学児連れ
- [ ] おむつ・お尻ふき
- [ ] 着替え一式
- [ ] ミルク用品(調乳対応施設は上記参照)
- [ ] ベビーカー(混雑ルートは避けて移動)
まとめ:子連れでも十分楽しめる!準備が鍵です

川越百万灯夏まつりは、ちゃんと準備して行けば子連れでも十分すぎるほど楽しめるお祭りです。
- 夢灯ろうで子どもの感性が刺激される
- 縁日遊びで子どもが夢中になる
- みこし・お囃子で伝統文化を体感できる
- 自分でお買い物が子どもの自信になる
そして大人にとっても、提灯の灯りに包まれた蔵造りの街並みは、非日常の美しさがあります。「夏の思い出、どこ行こう?」と悩んでいるなら、ぜひ川越百万灯夏まつりを候補に入れてみてください。
靴擦れ対策と財布の連絡先だけは、忘れずに!(これは本当に大事)
【開催情報】第45回 川越百万灯夏まつり
- 開催日:2026年7月25日(土)・26日(日)
- 時間:16:00〜21:00
- 会場:本川越駅前〜札の辻交差点・周辺商店街
- アクセス:西武新宿線「本川越駅」徒歩3分 / 東武東上線・JR川越線「川越駅」徒歩12分
- ※荒天時中止・順延なし

